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キャバクラ・ガールズバー・コンカフェの違いは?

今回の記事のテーマは「キャバクラ・ガールズバー・コンカフェの違い」についてです。
これから夜職を始めてみたい、どんなお店が自分に合っているのか知りたいという子にぴったりの記事なので、ぜひ読んでみてね。

キャバクラとは?

夜のお仕事というと最初に思いつくのはキャバクラという人も多いのでは?
キャバクラとは、女の子がお客様の隣に座って接客するスタイルの飲食店です。一緒にお酒を飲んだり、おしゃべりをしたりしてお客様を楽しませるのが女の子のお仕事です。

キャバクラで働く女の子はキャバクラ嬢やキャバ嬢と呼ばれます。以前は別世界の人という印象を持つ人が多かったですが、最近ではSNSで有名なキャバ嬢やモデルとしても活躍するキャバ嬢もいて、普段キャバクラとは馴染みがない層からも認知されているキャバ嬢もたくさんいます。SNSで華やかな生活を発信しているキャバ嬢に憧れて、キャバクラに興味を持つ若い女の子や学生もいます。

キャバクラのお仕事は、ニコニコして座っているだけでしょ?と思われがちですが、実際には会話を盛り上げる努力やお客様を呼ぶ努力が求められます。常連のお客様を増やすためにお店にいる時間以外にも営業活動をする必要があるのがキャバクラのお仕事の特徴です。ノルマがあるお店が多く、ガールズバーやコンカフェに比べて自分の努力でお客様を掴むことを求められます。

出勤する前にご飯を食べたり買い物に行ったりする同伴や退勤後に食事に行ったりもう1軒飲みに付き合ったりするアフターなど営業時間外にもお客様と過ごすことも一般的で、その努力によってお客様に常連になってもらうことで指名や売上が増え、お給料UPにつながる仕組みです。

キャバクラといえば高時給、高収入というイメージがありますが、その分お仕事の負担も大きいです。また売上が悪ければ時給が減額されたり、早上がりになったりと想定より収入が減るケースも少なくありません。

基本的には歩合制のお仕事になって収入が不安定であるというデメリットもありますが、ドレスを着てヘアメイクをしてお仕事をする華やかさやお仕事の一環で普段食べたり飲んだりできないような高級な食事やお酒を楽しめるというのはキャバクラならではの醍醐味といえます。

ガールズバーとは?

ガールズバーはバーテンダーが女の子のバーです。女の子はカウンター越しにお酒を作ったり、お話をしたりするのがお仕事になります。

キャバクラとは異なり、ガールズバーではお客様の隣に座って接客することはありません。また指名や同伴、アフターもないことがほとんどです。出勤時の服装も私服であることが多く、ドレスで出勤するキャバクラと比べてカジュアルな雰囲気です。

ガールズバーで働く女の子はガルバ嬢と呼ばれ、最近ではキャバクラよりも気軽に働ける業態として人気を集めています。キャバクラと違って、お客様を呼ぶことに関してノルマの設定はないことが多く、プライベートの時間もしっかり確保できるのがガールズバーのメリットです。

またキャバクラに比べて飲み放題2,000円など手頃な値段で楽しめるお店が多いので、自然と常連になってくれるお客様が多いというメリットもあります。キャストのドリンクも1,000円程度と安めのお店が多いので、女の子にも飲ませてくれるお客様も多く、ドリンクバックがあるお店だと時給に加えてバックも稼ぐことができます。

ガールズバーは飲食店であるため、朝まで営業していることがほとんど。そのため深夜にシフトに入ってがっつり稼ぐということが可能です。キャバクラに比べると時給は下がる傾向にありますが、それでも長時間しっかりシフトに入れると考えれば実際の収入にはそこまで差がないのかもしれません。

キャバクラのお給料システムとは違い時給制に近いシステムのお店が多く、時給自体もキャバクラよりは低いため、短時間で効率的に稼げるとまではいかないです。しかし、時給が変動するリスクはキャバクラよりも小さいため、安定して収入の計画を立てられるメリットはあるでしょう。

コンカフェとは?

コンカフェとはコンセプトカフェの略で、特定のコンセプトをもとに内装や女の子の衣装などに統一性を持たせた飲食店のことです。メイドカフェが最も有名ですが、他にも動物系や学園系など色々なコンセプトがあります。キャバクラやガールズバーに比べて新しい業態です。

コンカフェで働く女の子のことをコンカフェ嬢と呼びます。コンカフェ嬢の中には元々インフルエンサーやコスプレイヤーとして活躍していた人や芸能活動経験者も多くいます。コンカフェ自体が推し活の場であるため、自分も有名になりたい女の子や人気のお店で働いてみたい女の子を中心にコンカフェ嬢になりたい女の子は増えています。有名店であれば採用率は数パーセントであることも珍しくなく、今最もアツい業界です。

コンカフェ嬢はお客様がお店のコンセプトを楽しめるように接客をします。衣装はお店で決まっているものを着て、髪型やメイクもお店のコンセプトに合わせるように求められることが多いです。お店特有の乾杯のコールやおまじないを覚えることやコンセプトによってはステージでの歌やダンスのパフォーマンスなども求められます。

メニューもドリンクだけではなくてオムライスなどのフードがあることが一般的で、これらのフードの提供もコンカフェ嬢の仕事です。マニュアル化されているので難しいことはありませんが、キャバクラやガールズバーに比べてやることが多いです。他にもチェキのサービスがあるのもコンカフェならではの特徴です。

コンカフェもガールズバーと同じでノルマはないことが普通。また指名制度や同伴、アフターも基本的にはありません。推しもいるけど、お店の雰囲気が好きで通っているという常連さんも多いです。さらにガールズバーとコンカフェとの違いとして挙げられるのが連絡先交換の有無。コンカフェ嬢はSNSのアカウントを教えることはあっても連絡先は交換しません。そのためお客様を呼ぶためにラインをしなきゃ!ということ自体がないんです。

コンカフェは営業時間が昼間から終電までのお店も多いので、キャバクラやガールズバーに比べて稼ぎにくくはありますが、自分の好きなコンセプトでゆるく働けるという点で最近人気が高い職種です。

稼ぐならキャバクラ?ガールズバー?コンカフェ?

完全未経験ならどの業態がおすすめですか?と聞かれることが多いですが、何を重視するかによっておすすめのお店は変わってきます。

まず、効率よくたくさん稼ぎたい!という子の場合。
キャバクラがおすすめです。
なんと言っても時給が高く、歩合も大きいので努力次第でいくらでも稼ぐことができます。
人気キャバ嬢の中にも週に2,3回の出勤でしっかり稼いでいる子もいます。
ただそのためには相応の努力が求められます。フリーの席に積極的について場内指名をもらったり、営業をかけて次回の来店につなげたり。指名してもらうためにはお客様への気配りや会話の引き出しを増やすことも大切です。同伴やアフターにも付き合って常連のお客様を作る努力は必須になります。
時間外の営業活動を頑張ってノルマへのプレッシャーにも負けないぞと思える子にとってはキャバクラがベストな選択になるでしょう。

次に、キャバクラほどがっつりナイトワークなのはちょっと…という子の場合。
ガールズバーがおすすめです。
ガールズバーは深夜のシフトがメインになるため時給の高さは保ちつつもキャバクラよりもカジュアルな雰囲気で働けるのが魅力です。
ナイトワークのスタートに選ぶ子も多く、今は有名なキャバ嬢の中にもガルバ出身の子がいます。
売上ノルマがないので、週に2,3回程度とプライベートとも両立可能なシフトを組むことができます。キャバクラに比べて気軽に楽しめる価格帯なので、お客様にとっても通いやすく、キャストのドリンクもおねだりしやすいです。
仕事内容が少し緩めになる分、キャバクラよりお給料は下がりますが、まずは気軽に働いてみたいという子にはガールズバーがぴったりです。

最後に、ナイトワークには抵抗がある…という子の場合。
コンカフェがおすすめです。
コンカフェは高校生から働けるお店もあり、ナイトワーク感はほぼゼロ。実際一般的にナイトワークには分類されません。そのためナイトワークは親に反対されているという子やナイトワークが友達にバレるのはちょっと嫌だなという子でも安心して働けます。
終電で閉まるお店も多いので、気兼ねなく終電あがりのシフトが出せるのもメリット。カフェタイムのシフトの場合、ノルマがない点やカジュアルに働ける点では差がないガルバに比べてもお給料が下がってしまいますが、普通のバイトの延長線上の感覚で働けると思えばデメリットでもないかもしれません。
コンカフェはキャバクラやガルバに比べてお店ごとのコンセプトがはっきりしているため、自分と趣味の合う友達を見つけやすいというメリットもあります。ガルバ同様、指名制度や売上ノルマはなく、お客様もお店自体が好きで来ているケースが多いため、アットホームな雰囲気の中でお仕事ができます。
可愛い衣装で女の子同士楽しく働きたい、ナイトワークっぽさはない方がいいという子にはコンカフェが1番です。

キャバクラ・ガールズバー・コンカフェで働いてみた!

ここからはキャバクラ・ガールズバー・コンカフェのそれぞれで働いた経験がある女の子から募集した体験談です。

①キャバクラで働いた体験談
ニックネーム:もも
年齢:18歳(当時)
働いた期間:1年

高校を卒業してすぐキャバクラで働き始めました。地元のお店だったので、お客さんも近くに住んでいる人が多くて、たまに出張で来ているサラリーマンの人がいました。イメージしていたキャバクラは派手に飲むところだったのですが、実際はそうでもなくて、でも常連のお客さんが多かったからか女の子に意地悪なことをするような人はいなかったです。お酒が飲めなかったので働きづらさはありました。でも地方だからかもしれませんが、お店自体はいいお店で楽しく働いていました。週に3日は出勤していることが多くて周りの子もそうだったと思います。周りの子の年齢は詳しくは知りませんが、同い年くらいの子から20代後半くらいのお姉さんまでいました。何か理由があったとかではなくてとりあえずノリでキャバクラを始めたので、1年で辞めてしまいましたが、またやってみたい気持ちもあります。

②キャバクラで働いた体験談
ニックネーム:あおい
年齢:22歳
働いた期間:3ヶ月

昼職の給料だけじゃ足りなくてガールズバーだと思って入ったらキャバクラでした。そもそも隣に座るのに抵抗があったし、お触りとかも結構普通にあって、3ヶ月で辞めました。女の子同士は同い年くらいの子が多くて楽しかったし、たまにいいお客さんもいましたが、指名を取るのも大変で、昼職をしながらだと難しかったです。あと私はお酒があまり好きではなくて、飲まなくてもいいよとは言われていましたが、飲まなきゃいけない場面も多かったです。時給は確かに高かったですが、衣装代や送り代が引かれるので、そこも考えなきゃいけなかったなと思いました。

③ガールズバーで働いた体験談
ニックネーム:M
年齢:20歳
働いた期間:半年前から今も働いている

大学の友達が結構夜職をしていて始めました。キャバクラをしている子が多かったので最初はキャバクラの体入を回ってましたが、隣に座るのは嫌だなと思って、ガールズバーにしました。ガールズバーはガールズバーで立ちっぱなしなのが大変で特に私のお店はビラ配りもあるので夏や冬はしんどいです。でも友達の話を聞いてると意外とキャバクラと時給が変わらないです。大学の授業次第で朝まで働くのも全然いけるので思ったよりも続いています。

④コンカフェで働いた体験談
ニックネーム:ゆず
年齢:18歳
働いた期間:2年間

高校生の時にコンカフェ嬢してました!友達に誘われたのがきっかけで、可愛い服を着てバイトできるのがいいなと思いました。コンカフェがどんなところか行ったこともなくて知らなかったけど、楽しく働けました。お店は高校生が多くて、大学生とか20代前半の子もいました。お客さんがいない時はみんなで配信をしたりして楽しかったです。私のお店はビラ配りはなかったけど前に働いてたお店であった子もいました。高校を卒業して引っ越したのでコンカフェはやめちゃったけど、またやりたいです。

⑤ガールズバー・キャバクラで働いた体験談
ニックネーム:ぽち
年齢:23歳
働いた期間:ガルバで1年、キャバで1年

専門に行ってた時にガルバをしたのが最初で、そのお店では1年くらい働きました。お給料面、仕事内容共に不満はありませんでしたが、専門を卒業したのでやめました。その後は普通に昼職してましたが、事情があって昼職を辞めて、キャバで働き始めました。キャバは1年働きましたが、店長が変わってお店の方針が変わったりお給料が下がったりしたのがきっかけでやめました。正直自分はガルバでもキャバでも構わないのですが、触られたりするのが嫌ならガルバかなと思います。仕事内容的にはキャバのがボーイさんが色々してくれるので楽です。ガルバもお店によるのかもですが、自分のとこは女の子がやることが多かったです。

まとめ

今回の記事はいかがでしたか?
キャバクラ・ガールズバー・コンカフェの違いがわかってお店選びの参考になれば幸いです。

渋谷のコンセプトカフェマカロン

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