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コンカフェ嬢のお仕事内容は?未経験からコンカフェバイトを始める方法を解説✅【体験談あり】

この記事では、コンカフェの現役店長がコンカフェ嬢のお仕事の内容や未経験からコンカフェ嬢になる方法を解説します。

「コンカフェで働いてみたい」
「未経験でもコンカフェ嬢になれるの?」
「コンカフェバイトを始めるにはどしたらいいの?」
と思っている方必見の記事です!!

コンカフェとは?

まずは、コンカフェの基本をおさらいします。
コンカフェとはコンセプトカフェの略で、お店の衣装や内装に一貫したテーマがある飲食店のことを指します。コンカフェの定義は幅広く、いわゆる猫カフェなどの動物系カフェや男性がキャストのメンズコンカフェなどを含む場合もありますが、この記事ではコンカフェ嬢が働くお店のみをコンカフェと呼ぶことにします。

コンカフェには色々なコンセプトがあります。
例えば、メイドがコンセプトのコンカフェはメイドカフェと独立して扱われることもあるほど人気で店舗数も多いです。他にもアイドル、制服、サキュバス、動物、マーメイドなどお店の数だけコンセプトがあります。衣装もオリジナルのものを用意して、内装にもこだわっているお店もたくさんあります。コンセプトの種類もこだわり具合もお店によって千差万別なので、ぜひお店選びの際には自分がどんなコンカフェで働きたいのかをイメージして探すことをおすすめします。

コンカフェはカフェと呼ばれていますが、最近は深夜帯も営業していたり酒類の提供があったりするバー業態のお店も少なくありません。カフェ&バーを名乗るお店も増えています。また一部のお店は風営法を取っていてキャバクラのような業態であることもあるため、入店後にイメージしていたコンカフェと違った…とならないためにも事前に店舗のホームページやSNSをチェックしておくのが大切です。

コンカフェ嬢とは?

コンカフェで働く女の子のことをコンカフェ嬢と呼びます。近年はSNSでインフルエンサーとして活躍するコンカフェ嬢も数多くいて、SNSがきっかけでコンカフェに興味を持った、コンカフェ嬢に憧れたという女の子も増えています。

コンカフェ嬢はお店にもよりますが、高校生でもなることができます。特別な資格も必要ではないため、比較的簡単に始められるお仕事です。コンカフェ嬢の大半はアルバイトなので、学校に通っていたり昼職をしていたりする人でもコンカフェ嬢になれます。

コンカフェ嬢は可愛くなきゃなれないんでしょという方がいますが、実際にはお仕事のためにヘアスタイルやメイクを研究していくうちに可愛くなった子が多いです。人前に立つお仕事なので、働いているうちに垢抜けていくのはよくある話です。自分磨きをすることがコンカフェ嬢としての人気や売上につながるので、自分磨きのモチベーションが高まりやすいと感じているコンカフェ嬢も大勢います。

コンカフェ嬢のお仕事

コンカフェ嬢のお仕事は誰にでも簡単にできるものばかりです。

・フードやドリンクの提供
コンカフェではフードやドリンクが用意されています。このフードやドリンクを提供するのはコンカフェ嬢のお仕事です。フードやドリンクの提供と言っても、どれも簡単に提供できるように工夫されているので、飲食バイトの経験がなかったりバイト自体が初めてだったりする場合でも問題ありません。フードにはオムライスやカレーなどのガッツリ系からパンケーキやパフェなどのカフェメニュー、ポテトフライなどの軽食が含まれます。ドリンクはソフトドリンクはもちろんレモンサワーなどの定番のアルコールやビール、お店によってはコンカフェ嬢のオリジナルカクテル(ノンアルコールもあり)などお酒を飲む人も飲まない人も楽しめるラインナップです。

・お絵かき
コンカフェといえばチェキやオムライスへのお絵描きをイメージする人も多いのではないでしょうか。コンカフェを訪れる人の多くはコンカフェならではの非日常な体験を求めて来店しています。中でも帰宅後も手元に残るチェキやコンカフェの定番とも言えるオムライスはコンカフェ感を味わいたいお客様から高い支持を得ています。チェキやオムライスはただ頼むだけではなくてお絵かきをしてもらうところまで込みで楽しみにしているお客様も少なくありません。絵が得意じゃなくてもコンカフェ嬢になれますか?という質問がたまにありますが、コンカフェ嬢になるのに絵の得意不得意は関係ありません。一生懸命描いてくれた絵ならお客様は嬉しいものですし、何度も描いているうちに自然と上達するものです。

・接客
コンカフェのお客様は何よりもコンカフェ嬢との交流を楽しみにしています。まだ推しがいない人も気になるコンカフェ嬢と話すべく、キャストドリンクをオーダーしたり、チェキを頼んだりします。コンカフェ嬢はどんなお客様とも笑顔で楽しく会話をする必要があります。新人コンカフェ嬢の悩みで多いのがお客様と何を話していいかわからないというものですが、実はお客様と楽しく会話をするコツはそんなに難しくありません。お客様のお話をよく聞いて、そこから話題を広げていければOK。自分が全然知らない話題だったとしても興味を持ってお客様のお話を聞くところから始めましょう。おしゃべり以外にもチェキの撮影やカラオケ、ゲームなどを一緒にする場合もあります。

・集客
お店によってはビラ配りや配信などで集客をすることもあります。ノルマは設定されていないのが一般的です。ビラ配りはお店の前や駅前などで通行人に対してビラを配ります。割引券を配るケースもあります。また声かけはせず、お店の周辺を看板を持って歩くだけというお店もあります。配信はお店のSNSアカウントなどを使ってライブ配信をします。店内が空の時に店内からすることが多いです。配信では遠方に住んでいて実際にお店に来ることは難しいお客様からも遠隔でドリンクやシャンパンを注文してもらえることがあります。ビラ配りや配信をやったことがないコンカフェ嬢向けに研修をしてくれるお店も多いので安心です。

コンカフェとガールズバー/キャバクラの違いは?

コンカフェといっても業態はお店によって様々です。

・カフェ業態
メイド喫茶など一般的なカフェに近い業態のお店です。古くからあるコンカフェにはこのタイプのお店が多いです。カフェ業態のお店のコンカフェ嬢は衣装を着た店員さんという位置付けでメインのお仕事は接客ではなく配膳になります。もちろんお客様からドリンクをいただいたり、お客様とお話をしたりする場面もありますが、そこまで頻繁ではありません。営業時間は昼間から終電の時間くらいまでのお店が一般的です。

・バー業態
最近コンカフェ業界で増えてきているのがバー業態のお店です。深夜も営業していて、お酒の提供があるお店が多いです。営業時間は夕方以降から翌日の朝までのお店が多く、カフェ業態のお店に比べて接客をする場面が増えます。ガールズバーとはコンセプトがあるかないかという点で異なりますが、実質お仕事の内容としては変わらないことも多いです。お店選びの段階での見分け方としては衣装のオリジナリティの高さがあります。ドンキなどの量販店で簡単に手に入る衣装を使っているお店はコンカフェ寄りのガールズバーである可能性が高いです。

・キャバクラ業態
風営法を取得していてコンカフェ嬢がお客様の隣に座るお店です。20時頃から営業を始め、0時〜1時で閉店のお店が大半になります。許可取得済みなどの文言が求人サイトなどにある場合にはキャバクラ業態のコンカフェである可能性が高いです。コンカフェ全体に占める割合は少ないですが、知らずに入ったお店がキャバクラ業態だったとなるとイメージしていたコンカフェのお仕事とは変わってくるかもしれないので、注意が必要です。

ここまででわかる通り、一言でコンカフェといっても色々な業態があります。ガールズバーやキャバクラとの垣根も曖昧です。応募する前に自分はどんなコンカフェで働きたいのかを明確にしておく必要があります。

コンカフェでお仕事を始めるには?

コンカフェ嬢になりたい!と思っていても何から始めればいいかわからない…という方もいると思います。

コンカフェでお仕事を探すには大きく分けて3つの方法があります。

まず、1つ目が媒体やアプリなどで探す方法。一般的な飲食店バイトなどと同じようにコンカフェのお仕事も掲載されていることが多いです。最近ではコンカフェ専門のサイトもあります。メリットとしては一度に多くのお店の求人を見ることができるので、条件などを比較検討しやすいというのがあります。一方で、掲載されている内容が事実ではないことも多く、入店する前に危険なお店を判別しづらいというデメリットもあります。

次に、SNSを使って探す方法があります。コンカフェの多くはお店の公式アカウントを持っています。お店の様子や女の子の雰囲気などがわかる投稿が多いお店だと実際に働く環境をイメージしやすく入店後に思ったのと違ったとなるリスクを減らすことができます。DMから直接応募できる場合も多いので、気になったお店には連絡を取ってみるのもおすすめです。また、最近ではXでお店を探している旨を投稿する子も多いです。自分では探しきれていなかったお店と出会えるメリットがあります。さらにXで定期的にスカウトを行なっているお店は採用に熱心であるとも言えるため、入店後のフォローが手厚いことが多いです。

最後に、すでにコンカフェで働いている友達経由で入店するという方法があります。友達が働いているお店であれば、入ってみたら危険なお店だったということはまずないので安心感があります。一方で、コンカフェは人気商売でお客様の取り合いになることも度々あるので、入店後のちょっとした出来事で友達と気まずくなってしまったということも考えられます。またお店としても仕事として頑張ってほしいので友達同士でわちゃわちゃする場ではないことをわきまえてから応募しましょう。

コンカフェの面接では何を聞かれる?

コンカフェの面接って何を準備すればいいですか?というのもよくある質問です。
基本的にはコンカフェの面接も他のアルバイトの面接と大きな違いはありません。

コンカフェの面接でよく聞かれるのは
・週にどれくらい出勤できるか
・深夜も働けるか
・お酒は飲めるか
・コンカフェの経験はあるか
などです。

週の出勤数はもちろん多ければ多いほどよく、週に2日以上から採用しているお店が多いです。また朝までやっているお店の多くは深夜も働ける子を積極的に採用します。お酒は苦手でも採用してもらえることがほとんどですが、バック制度によっては飲める子の方が稼げる場合もあります。経験の有無に関しては、よほどの有名店や人気店でない限りは未経験者か経験者かは念の為聞いているだけで合否には影響しないことが普通です。

ここで大切なのが、採用されたいからといって、嘘はつかないことです。特に出勤数や働ける時間に関しては自分ができる範囲のことを伝えるようにしましょう。お酒を飲んだことがあまりなかったり、前のお店を短期間で辞めてしまったりしている場合も同様で、これから頑張ります!という姿勢を見せる方が効果的です。

基本的にはコンカフェバイトの面接は他のバイトの面接と変わらないのですが、コンカフェならではと言えるのがメイクや服装についての注意点です。
面接だけだからと言って、すっぴんで行ったり、近所のコンビニに行くようなダル着で面接を受けるのはNGです。面接をする人はあなたがお店で働く時の姿をイメージして採用か不採用か決めます。そこですっぴんやダル着で行ってしまうのはマイナスの印象につながってしまい不利になってしまいます。
気合を入れすぎる必要はありませんが、受けるお店のコンセプトに沿ったメイクや服装で行くといいでしょう。

コンカフェの面接から入店までの流れは?

面接を通過して働くお店が決まったらその後の流れはどうなるのでしょうか?
希望すれば体験入店をすることができるお店もありますが、基本的には研修期間を経てそのまま入店になります。

体験入店ではコンカフェのお仕事の流れを体験することができます。またお店側が実際に働いた時にどれくらい接客ができるのか、お店のコンセプトに合っているかを見極めるために体験入店を行う場合もあります。体験とはいえ、ドリンクやフードの提供をしたり、お客様とお話をしたりするのは他のキャストと変わりません。お店の雰囲気を知るいい機会なので、わからないことは積極的に質問するのがおすすめです。

コンカフェは未経験で始める子も多いお仕事なので、研修があるお店が多いです。ドリンクやフードの作り方を教えてもらったり、お客様とのお話の仕方やチェキの撮り方など接客についても学ぶことができます。お店独自のルールがあることも多いので、メモを取って忘れないようにしましょう。

コンカフェのお仕事自体誰にでもできる簡単な内容なので、入店前に特別準備が必要なことはありません。衣装もお店で用意してくれることがほとんどなので、ガールズバーやキャバクラのように出勤用の服を揃えなくては…という心配もないのがコンカフェのいいところです。心配な子はヘアアレンジやメイクの練習をしたり、コンカフェのSNSや動画などをチェックしてコンカフェの接客についてイメージトレーニングをするのがおすすめです。

コンカフェ嬢の1日

コンカフェ嬢の出勤から退勤までの流れはどんな感じなのでしょうか?

・出勤
カフェ業態だとお昼頃から、バー業態やキャバクラ業態のお店だと夕方以降から営業が始まります。
お店によっては必ずしもオープンからシフトに入れる訳ではないこともあります。

・着替え
コンカフェには衣装があるのが普通なので、お店に着いたらまずは衣装に着替えます。
ヘアアレンジやメイクをお店に来てからする子は着替えのタイミングですることになります。

・ビラ配り/ライブ配信
お客様がいない時にはビラ配りをしたりライブ配信をしたりして集客をします。ビラ配りと言ってもノルマはないのが一般的でお店の入り口などでビラを配ります。ライブ配信の場合は実際に来店はせずオンラインでドリンクやシャンパンなどの注文を受けることができるお店もあります。遠隔と呼ばれるシステムで、遠方に住んでいて来店することは難しいお客様や今日は行けないけど応援したい!というお客様向けのサービスです。

・SNSやブログの更新
コンカフェ業界ではSNSで営業をするのが主流。お店用のアカウントの更新が義務になっていることも多いです。

・接客
フードやドリンクの提供、お客様とのおしゃべり、チェキ撮影などコンカフェ嬢のメインのお仕事です。お店のコンセプトによってはダンスや歌などのステージパフォーマンスが含まれることも。お会計までキャストが担当するお店もあります。

・退勤
カフェ業態のお店の場合は終電頃、バー業態やキャバクラ業態のお店の場合は朝方に閉店時間を迎えます。簡単な締め作業をして退勤です。

コンカフェ嬢の1回の出勤時間は4時間〜8時間ほどが平均です。学校や昼職が終わってから働いている子もたくさんいます。

コンカフェ嬢のお給料事情

SNSで華やかな暮らしを載せる有名コンカフェ嬢も多いことから、コンカフェバイトって稼げそう!というイメージを持ってコンカフェを始める子も増えていますが実際にはどうなのでしょうか?

コンカフェ嬢の多くは時給+バックという形式でお給料をもらっています。
時給は平均1,200円〜1,500円ほどで、キャバクラ業態のお店の場合2,000円を超えることもあります。時給が上がれば上がるほど接客の要素が強くなり、お客様との距離感も近くなります。
時給だけでは他のバイトと大差ないというのが正直なところで、稼いでいるコンカフェ嬢はバックのお給料が多いです。
バックはもらったドリンクの杯数や撮ったチェキの枚数、個人の売上に対してつきます。どのようなバックがあるかはお店によりけりなので面接時に確認するのが良いです。ドリンク1杯、チェキ1枚で100円、もしくはドリンクやチェキの売上の10%が相場です。売上バックは20〜50%が多いです。バック率がいいお店は逆に時給での補償は手薄だったりもするので自分の接客レベルや営業スタイルを考慮する必要があります。

コンカフェ嬢の収入は月数万円の子から100万円を超える子まで、その子の働き方や人気に大きく左右されます。コンカフェで働いているから無条件に稼げるというわけではないことを知っておきましょう。

基本的には自分のお客様を増やしていけば収入も上がります。なので、コツコツお客様を増やす努力をするのが稼げるコンカフェ嬢になるための近道です。

未経験からコンカフェ嬢になった体験談

未経験からコンカフェ嬢になったみるくさん(20歳/東京都)に話を聞きました。

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コンカフェを始めたきっかけは?

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高校生の時から興味が合って。大学に入ってからバイトをすることになった時に最初にやりたいなと思ったのがコンカフェ嬢でした。

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実際にコンカフェで働いてみてどうでしたか?

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衣装が可愛かったり、お店の中も可愛かったりするのはテンション上がりました。私がいたお店は在籍人数が多かったのもあって、思ったより女の子同士の競争が激しかったです。

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未経験ならではの苦労はありましたか?

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経験者の子もいたので、経験者の後輩の方が先にお客様が増えていったり、売上も高かったりするのが辛かったです。あと立ち仕事自体が初めてで最初の方は特に体力的な厳しさもありました。覚えることも多かったですね。

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これからコンカフェバイトを始める未経験の子へのアドバイスはありますか?

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お店選びが意外と大事です。私は少し大きめのところの方がいいかなとなんとなくで決めたのですが、お店の規模が大きいと経験者の子もたくさんいて大変です。友達にも未経験でコンカフェを始めた子がいたけど、その子のお店は未経験の子が多いとかで雰囲気とかもだいぶ違いそうでした。もちろんどっちにもメリットもデメリットもあると思いますが。

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